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#011 静岡県「磯自慢」
磯自慢

2008年6月、外務省から要請のあった、全国の酒造会社10社が日本酒を提供。同省で行われたテイスティング で磯自慢が1次審査、2次審査とも1位を獲得しました。この結果を踏まえ、最終的に採用が決定。
翌7月7日北海道洞爺湖サミット初日、福田首相主催の夕食会で磯自慢が乾杯用の酒として採用されました。

G8を始めとする各国首相には、輪島塗の酒盃で磯自慢の酒が供され、福田首相の発声による乾杯となりました。
この様子は全国ニュースでも放送され、一躍磯自慢の名前が知れ渡りました。

8代目蔵元寺岡社長は以前商社に勤めていて20代後半に蔵に戻ってきました。
その頃、静岡の酒蔵はどこも厳しい時代で、生き残るためには品質を上げ他の蔵とは違う酒造りを人任せにしないで、自分で挑戦しなければダメだと。それ以来挑戦し続ける姿勢は今も変っていません。

磯自慢らしさとは?

まるで料理旅館の様に見えるしゃれた建物の外観からは想像できない蔵の中が冷蔵完備になっており、 酒造りにとって一番いい環境作りを自分で設計しました。
酒造りの難易度は温度調節。それを建物ごと冷蔵完備する蔵は類をみません。
作業もまた冷蔵庫の中で行うことになる。これはとてもきつい作業です。
ラベル貼りをする従業員も布団をかぶって行うことは有名なお話しです。
雑菌の繁殖を防ぐにはこれほど良いシステムはないと思うが、雪がほとんど降らない温暖な静岡ならではの発想ではないでしょうか?

酒造りに良いと思えることは何でも取り入れ、逆に悪いと思うことは徹底的に排除。蔵内は完璧に空調管理された ステンレス張りでタンクもホーローではなく、ガラスでコーティングされたものを使用。
懸念される東海地震に備え、タンクはアンカーボルトで固定されています。さすがは地震大国静岡ですね。

そして酒造りに最も重要な仕込み水は南アルプス連邦の長野県境が水源で、大井川の軟水130メートルの井戸の水を使用しており焼津市の6割弱は質のいい上水道だとか。ひとえに水がいい。

山田錦へのこだわりが強く、山田錦の特上米、「特A山田錦」。兵庫県三木市吉川町と加東市(旧東城町)の一角で栽培されており、どうしてもこの米で酒を造りたいとの思いから、現地の農家にお願いに回ったが完全に門前払い。
それでも毎年現地に足を運びお願いして、なんとか1軒の農家に話を聞いてもらえるまでに足かけ6年の歳月を要しました。
それ以降毎年、田植えや刈り入れ時期には兵庫まで手伝いに行き、今では「フロンティア東条21」という東条の山田錦で酒を造っている酒蔵が集まって、東条町の農家を応援しています。

27年前はわずか350石。静岡の志太杜氏からバトンタッチし、今では三大杜氏の南部流によって1500石の品質をたもっています。

洞爺湖サミットのお酒「磯自慢中取り純米大吟醸35」は年間1000本のナンバリング付。
0051は毎年マリナーズのイチローが購入しているとか。

寺岡社長曰く「毎晩の晩酌のレギュラー酒が美味しくないといけない」との考えにより、どの磯自慢を飲んでも飽きの来ないシャープな芳醇辛口を作り続けています。

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