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#013 宮城県「浦霞 禅」
浦霞 禅

浦霞禅は十二代当主故佐浦茂雄氏が京都妙心寺の僧侶と話をしていたときに思いついたと言います。 僧侶と茂雄氏の会話はこんな感じだったそうです。

僧侶   「今度フランスのパリへ行くんですよ。」
茂雄氏 「うんうん、遊びに行くんでしょ。」
僧侶   「いや、禅の布教に行くんだ。」
「パリの喫茶店には禅画がべたべた貼ってあるんだ。」

茂雄氏  「じゃぁ浦霞禅というお酒を造るからそれをパリに持っていって売り込んで来下さい。

昭和47年頃の嘘のようなほんとの話。

瓶の大きさは冷やして飲んでもらうことを前提に考え、贈答品にも扱えるように化粧箱をつけて720MLの4合瓶に決定。 酒米は広島八反錦、規格は吟醸酒で翌年48年に特級浦霞禅は発売されました。

しかし、原価計算したところ赤字だったのでやむを得ず特級課税から一級課税に変更し酒税差で原価の補填をしたそうです。

平野重一名誉杜氏が浦霞に来た当時は「広島八反錦」や「雄町」「山田錦」等の酒造好適米が数多く入ってきたが、 大手の蔵が特級酒や一級酒に「山田錦」を使用するようになると、たちまち地方には入らなくなった。

そこで「山田錦」に替わる米として宮城県産の「トヨニシキ」が選ばれた。そして6〜7年の歳月を駆使し、試行錯誤の末 「トヨニシキ」で全国鑑評会、金賞受賞するまでになった。

酒も時代の流れと共に営業の人たちから「最高のものにアルコールが入っていると売りづらい。」 との要望で今日浦霞禅は「トヨニシキ」で醸す純米吟醸となりました。

初年度は2千本程度だったが、地酒ブームの本格的な到来で徐々に口コミで広がり五年後には2万本の出荷となりました。

浦霞禅が誕生したのはフランスへの輸出がきっかけでしたが、当時は輸出の手続きが煩雑だったので輸出はかないませんでしたが (現在はフランスへ輸出してます)。結果的には国内向けに当時あまり市販されてなかった吟醸酒を浦霞禅という 銘柄でこの世に出した瞬間でもありました。

樽一にはもうひとつの浦霞禅があります。こちらは4号瓶規格ではなく、500mlの小瓶でラベルには「樽一用特撰」と 書かれており、「純米吟醸生酒」と記載されております。

そうです。浦霞禅の生酒です。これはもちろん、樽一のみの限定商品です。 約10年前にアタクシが浦霞を初めて口にしたお酒がこの生酒タイプの禅でした。

当時より口に含んだときの衝撃は昔も今も変わりません。 今年は蔵元に無理いって大量に冷蔵庫で保管しておりますので、樽一オリジナル「浦霞禅生酒」を 皆さまのお口にお届けできる日を心待ちにしております。

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