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#027 佐賀県「鍋島」
鍋島

3月の震災以来、復興を支援するお客様が多数来店され、東北の酒を快く飲んでいただきまして日々感謝致しております。
日本酒をこよなく愛する我々にとってはこれからは東日本だけではなく西日本のお酒にも今まで以上に愛着を持ち、応援していこうと思い、今回は九州の佐賀県より鍋島のエピソードをご紹介したいと思います。

わずか450石にも満たない小さな酒蔵が地元小売店の若手後継者4人とともに勝ち残りをかけ、「佐賀・九州を代表する地酒」「地元の米と水で醸し出す、愛される地酒」を目指してゼロからスタートし、1998(平成10)年4月に誕生させたのが「鍋島」でした。

1997(平成9)年4月、目標とする酒はできましたが、肝心の銘柄を決められないでいました。苦肉の策としてこの酒の出来映えを消費者に試飲していただき、その反応を見るため「富久千代 天」という仮のラベルで、特別純米酒と特別本醸造の二種を出荷しました。評判は上々、 そして新しい銘柄は、一般公募で決めることになり、地元の佐賀新聞社に記事として取り上げてもらいました。それは県民の方々とともに新銘柄を作り上げ、末永く愛される“地の酒”に育てていきたいと考えたからです。
 寄せられた150に及ぶ候補の中から、コンセプトの「佐賀を代表する地酒を目指して」にふさわしい名前として、「鍋島」が選ばれました。江戸時代、約300年にわたって佐賀藩を統治した鍋島家にちなんだもので、「鍋島」の商標使用にあたっては、鍋島末裔の方に快く了承していただいたそうです。
 1998(平成10)年4月、構想から三年を経て、ついに「鍋島」デビュー。商品として特別純米酒「鍋島三十六萬石」と特別本醸造「肥州鍋島」という二種の「鍋島」を世に送り出しました。
そして2002(平成14)年1月から前杜氏の井上富男(肥前杜氏)の後を継ぎ、飯盛直喜氏が杜氏として「鍋島」を醸し出しています。今では地元のみならず、東京でも人気の高い鍋島ブランド。でも当人は自らの醸す酒を「メジャーではなく、インディーズでいこう」と言います。インディーズ・シーンで活躍するアーティストが「鍋島」であり、それを応援するインディーズ・レーベルが「地酒専門店」です。富久千代酒造は造ることに専念し、育てることは地酒専門店に任せる。このようにそれぞれの得意分野に特化し、クリエイティブな活動を目指しています。
そんな中、初めてお会いしお酒のことを語る飯盛直喜氏の瞳の奥にはここでは言い切れないくらいのエピソードがつまっていました。そして飯盛氏の醸すお酒には本人が語りきれないほどの物語がつまっている味わいでした。

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