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樽一のお酒 | 店長の冷蔵庫 | 蔵元紹介

毎日の仕入れの中で、店長の目にとまったお酒がほとんど日替わりで登場します!
メニューにはない、お酒もありますので、日本酒ファンは要チェック!

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#029 栃木県「大那」
大那

今まで栃木は杜氏の流派もなく、各蔵の杜氏達が高齢を迎えて、危機感を抱いた若手蔵元達が立ち上がり意見交換を何度も繰り広げて下野杜氏を発足させました。下野杜氏は厳選な試験を合格した者だけに与えられる称号でその一人が今回の主人公、若き蔵元兼杜氏の菊の里酒造8代目の阿久津 信(まこと)氏です。
那須高原の南端にある小さな酒蔵は家族三世代と従業員一人で年間300石(一升瓶3万本)のお酒を造っています。
彼の目指す酒は究極の食中酒。本来日本酒は食事と共に楽しむもので、しっかりとした米の味をベースに優しく包み込むような酸味と口に残らない切れ味、それがまさに「大那」です。
大那の由来は「大いなる那須の大地が育んだ恵み」から命名されました。
地元を意識し、酒造りは米作りからの考えを基本理念として酒米の品種は那須地区という寒冷な地域でも比較的安定 した収穫が得られる五百万石にしぼり、使用する酒米も8割を占めるまでなりました。原料米の那須五百万石は 良い酒造好適米の条件である「大粒・溝が深い・芯白が大きい」という点を満たし、それらは他の酒造好適米と 比較しても遜色ありません。
最近東京の試飲会で度々阿久津氏にお会いする機会がありました。
樽一と店名を名乗ると阿久津氏は少年のような笑顔で「随分前に樽一に勉強がてらお邪魔したことがありまして、 先代社長にこういう良い酒を造りなさいと「浦霞禅」をいただきました。飲み飽きしないすばらしい味わいでした。」
とおっしゃっておりました。先代社長はお客様だけではなく、これから日本酒業界を担う若手蔵元達にも未来像を与えていたとは頭が下がる思いです。
酒を造る蔵と原料となる米の生産者が互いに良いものを作るために真剣に向き合い、地元の恵みの中で作り出される那須五百万石。それは大吟醸に至るまでブレがありません。今回はいつも通りのショット売りはもちろんのこと、酒屋さんの粋な計らいで鑑平会出品酒を含めた3種類の樽一名物「大那飲み比べ」をご用意しました。
この米で醸す酒は大いなる那須の恵みをいつまでも我々を大いに楽しませてくれることでしょう。

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