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#046 大分県「鷹来屋」
 鷹来屋

大分県というと皆さまはどんなお酒をイメージしますか?「やっぱり大分といったら二階堂焼酎だろ!」なんてお声も聞こえてきそうですね。通な日本酒ファンは「大分といったら香露や西の関に決まっているだろ!」とも・・・

今回ご紹介するのはわずか400石(一升瓶で4万本)の小さな小さな酒蔵のお話しです。

浜嶋酒造は明治22年〈1889年〉造り酒屋を創業。当時鷹が浜嶋家によく飛来してきていたことから、屋号を『鷹来屋』としました。大正3年の九州連合品評会に出品、見事一等の栄誉に輝きました。酒造りの業界では神様といわれていた『野白金一』先生が自分の名『金』と屋号の『鷹』をとって、酒銘『金鷹』と命名したそうです。

しかし浜嶋氏が15歳の時に母親が病に倒れ、蔵は急遽製造をやめて委託醸造(桶買い)をして金鷹を守り続けてきました。

その間は蔵から立ち上がる白煙を見ることはありませんでした。そして浜嶋氏は漠然と学生生活を過ごしてサラリーマンを3年間経験し平成2年に家業を継ぎました。
「家には醸造免許がある。何とかして酒を造りたい!」日々その思いは強まるばかりでした。まずは酒のイロハを学ぶために国税庁の醸造試験場へ行き、そこで学んだ理論をもとにいくつかの酒蔵で蔵人を体験し、7年目の平成9年1月自らが杜氏という立場で酒造りを始めました。
 手本となる師のいないまま自分の感覚のみでの初挑戦、仕込みタンク5本(一升瓶4000本)が出来上がりました。
 そして五代目浜嶋弘文氏が新たに造るこだわりの酒の酒銘を『鷹来屋』と命名したのです。

樽一と鷹来屋の出会いは常連のお客様が「このお酒をぜひ樽一にも置いて欲しい。」
との思いで2本の鷹来屋を持ってきました。飲んだ第一印象は「これだけ個性的なラインナップの樽一のお酒では控えめな味わいだなぁ」と記憶しています。鷹来屋は樽一と取引ある酒屋が扱っておりました。その酒屋のお陰で試飲会で何度もお会いする事ができるようになり、飲む度に蔵の顔が明白に分かる酒でもありました。その酒は料理を引立てる飽きのこない味わいです。

昨年のひやおろしは各蔵1本、多くても2本しか仕入れませんが、鷹来屋ひやおろしは6本仕入れるほど人気です。当店の料理人たちも自分の料理を上手に引立ててくれる酒だと喜んでおります。今や鷹来屋は樽一にとって無くてはならぬ酒になったのでした。

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ご紹介したお酒のほかにも、たくさんストックがございます。遠慮なくお申し付けください。スタッフが語るエピソードを肴に一杯!

 

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